「屈強」の例文

「屈強」の書籍での例文

又、二十尋の海底で作業するとなると、ポンプ押しに十五六名の屈強な若者を必要とする。

今いはうとするわかしとおゆとの如きは、其屈強な材料なのである。

この日は、夜明け方から吹き募った、烈風が砂塵を飛ばして、城攻めには屈強の日と見えた。

その上、多くの家庭では、思慮分別のある屈強の人たちは、藩主に従うて上京している。

源吉の問にはすぐには答えないで、問いかえしたのは、四十余りの屈強な漁夫であった。

その弟も屈強な若い百姓だ。

此徳二郎といふ男は其頃二十五歳位、屈強な若者で、叔父の家には十一二の年から使はれて居る孤兒である。

この徳二郎という男はそのころ二十五歳ぐらい、屈強な若者で、叔父の家には十一二の年から使われている孤児である。

およそ愚劣な国民は体格がいかに健全であっても、いかに屈強であっても、全く無意義の見世物の材料になるか、あるいはその観客になるだけのことである。

際どい球際では小柄ながらも屈強な体幹を生かしてマイボールにしたりファールをもらいチームを幾度となく助けた。

そこで楽しんでいると、屈強な男たちが集まってきました。

一見、色白でその細身な身体からは、有江が「守備の要」として、屈強な相手にも立ち向かい、チームを引っ張るキャプテンであると誰が想像できるだろうか。