往生度 の例文

死歿・死・没・死に・死没・絶命・亡 等の意味を持つ「往生度」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


基本形→往生

「往生度」の書籍での例文

かういふことも有るかも知れぬといふことを思ひ当つた様子で、素直な往生であつたといふ。
「生縄のお鉄は男の捕物に掛けては天下一で、あれに捕ったら往生だ。
妙なもので、そうしたことが度重なると、「あの先生にかかると、誠に楽な往生が出来る」という評判が立ち、却って玄関が賑かになると云う有様になって参りました。
胃袋へ嚥み下したところで足長蜂や蜜蜂であったなら、間もなく往生しようが、大きな熊蜂であると、軽くは死なぬ。
そうして、そのことを気にして悩みふけって死んでしまったが、そのために往生を遂げることが出来ず、いまだに妄執を地上にとどめて迷っている。
どうかすると、毎日のように夕だちが降って、そのたんびにきっとごろごろぴかりと来るんですから、雷の嫌いな人間はまったく往生でした。
さ! 抜けッ、抜いていさぎよく往生しろッ」
食ひものはどこへたどり着いてもホツキ貝ばかり出されるのに往生した。
死んで行くおかん自身でさえ、段々消えて行く、狭霧のような取とめもない意識の中で、自分の往生の安らかさを、それとなく感じた位である。
些と御祕藏の呉道子でも拜ませて、往生をさせてお遣んなさいまし。

「往生度」のオンラインでの例文

その春の予告往生は果たせなかったが、再び高札を立て、建永2年9月4日(1207年9月27日)に実際に往生したと言われている。
生き延びたページを持ち帰っては翌朝の通勤電車で朗読して“往生”させるのが日課。

「往生度」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

永眠度御事度卒度死歿度落命度不祝儀度死度一巻の終わり度没度最後度召天度不幸度終焉度死没度絶命度長逝度一死度眠り度死去度隠れ度デス度寂滅度死亡度閉眼度絶息度登仙度他界度物故度易簀度入滅度辞世度死出の旅度不帰度歿度昇天度卒去度遷化度薨去度逝去度

「往生度」の関連語句

受難殉教メガデス亡失減退喪失負け遺失ロス解放類壊死細胞死壊疽壊死壊疽組織脳死

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