「待つ」の例文

「待つ」の書籍での例文

しかしこれはまたいつか報告する機会を待つことにしましょう。

温泉だより

芥川竜之介

もう十五分位、かうして立つて待つてゐるのである。

薔薇

ウィードグスターフ

だから「下人が雨やみを待つてゐた」と云ふよりも、「雨にふりこめられた下人が、行き所がなくて、途方にくれてゐた」と云ふ方が、適當である。

羅生門

芥川竜之介

それから松岡がこの間、珍しく学校へ出て来て、西洋哲学史か何かの教室へはいつたが、何時まで待つても、先生は勿論学生も来る容子がない。

あの頃の自分の事

芥川竜之介

さうして又至る所に、相手を待つてゐる婦人たちのレエスや花や象牙の扇が、爽かな香水の匂の中に、音のない波の如く動いてゐた。

舞踏会

芥川竜之介

が、ちよつと苦笑したぎり、兎に角次の列車を待つ為に停車場前のカツフエへはひることにした。

歯車

芥川竜之介

私はかすかな心の寛ぎを感じながら、後の窓枠へ頭をもたせて、眼の前の停車場がずるずると後ずさりを始めるのを待つともなく待ちかまへてゐた。

蜜柑

芥川竜之介

誰か云ひ寄る人があればと、心待ちに待つばかりだつた。

六の宮の姫君

芥川竜之介

お住は世間に気を兼ねながら、兎に角嫁の云ふなり次第に年の変るのでも待つことにした。

一塊の土

芥川竜之介

しかし、猫はいつまで待つても、鼠をとつたことは一度もなかつた。

貝殻

芥川竜之介

「待つ」のオンラインでの例文

多くの人が、駅で待つ。

豆象屋

思春期を迎えた子どもはその様子に腹を立てて母親と口論になり、その音を聴くのが苦痛になった父親はベランダに出て嵐が過ぎるのを待つ。

Ｎｅｃｃｏ

採用の方をただ待つだけの時間が流れた。

さわやかバニーガールちゃん

）が、結論としては、その3時間半はカップラーメンを待つ3分よりも短く感じられた。

鰻水

そんな赤信号を眺めながら、次の青信号を待つ僕。

ネギ

待つこと数日…届いたのは巨大なダンボール。

きんぐじょー

しかし、、、待てど、、、、暮らせど、、、、、芽が出ません！！！！！！！そして、待つこと約2週間。

すずしろ大根

旦那は診断を待つことなく帰ることができました。

ミチル

ただ待つだけじゃなくて、声が彼らに届くよう自分にできることをしながら日々を過ごしていきたい。

妻として私が何かできることは何も無く、ただ良い結果を待つしかありません。

_nekosomurie

待つの例文

「待つ」の書籍での例文

「待つ」のオンラインでの例文

「待つ」の他の表現

「待つ」の関連語句

待つ の例文

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