夜は毎晩おそくまで
御飯のあと片付けをしたり、お使いに遣られたりしました。
これを焼かなければ
御飯を食べる事が出来ないのに、つまらない夢なんぞを本当にして残念なことをしたと思いました。
お父様もお母様も懲しめのためにわざと
御飯を片づけてしまって、お父様はどこかへ御用足しにお出かけになり、お母さんも一寸買物にお出かけになりました。
もう日が暮れますから、
御飯をたべておやすみなさい」
あなたのように莫迦正直では、このせち辛い世の中に、
御飯を食べる事も出来はしません。
そのなくなった祖母は、いつも仏の
御飯の残りだの、洗いながしのお飯粒を、小窓に載せて、雀を可愛がっていたのである。
それだけがこの狭い座敷に坐って、赤い
御飯にお頭付きの一尾も食べるというくらいのことです。
しかし母がよく小言を云うにも拘らず、民子はなお朝の
御飯だ昼の
御飯だというては僕を呼びにくる。
昼
御飯がすむと他の子供達は活溌に運動場に出て走りまわって遊びはじめましたが、僕だけはなおさらその日は変に心が沈んで、一人だけ教場に這入っていました。