「徳て」の例文

「徳て」の書籍での例文

実は怠惰を悪徳としない美風を徳としているのである。

第四の夫から

芥川竜之介

ところが、お徳こと福竜のやつが、承知しない。

片恋

芥川竜之介

ただ、専念に祈祷を唱え、DS の御徳にすがり奉って、万一「いんへるの」の業火に焼かるる事を免るべし」と。

「徳住寺へ行くなら、あと戻りだ」

お徳もまあそれで安心して、むこうの云う通り、三年以上長年するという証文を入れて帰って来ました」

半七捕物帳

岡本綺堂

中庸の徳が説かれる所には、その背後に必ず一つの低級な目的が隠されている。

「旦那、徳がとうとう死にましたよ。

徳二郎は一寸立ち止まつて聽耳を立てたやうであつたが、つか／＼と右なる方の板塀に近いて向へ押すと此處は潜内になつて居て黒い戸が音もなく開いた。

少年の悲哀

国木田独歩

道理はあるが、あの徳の言い草が本気でない。

二老人

国木田独歩

もやいをつなぐや、徳二郎も続いて石段に上がり、先に立ってずんずん登って行く、そのあとから僕も無言でついて登った。

少年の悲哀

国木田独歩

「徳て」のオンラインでの例文

ちょうど入れ替わりの代に鈴木徳真さん（徳島）を見ていて強い憧れがあって。

Reona Takenaka

生きている間に善行を心がけて徳を積みましょう、ということですね。

ケイティ＠Katy

似顔絵は全然徳じゃないですが先日和田誠さんの展覧会を見て、いろんな絵を描いてみようかなという気になったので描いてみました。

中川貴雄

3年間、観客席側に座っていた智美が、優勝を決めるピッチにたつ姿を見たとき「徳を積む」ことの本質と「素直である」ことの強さをめちゃくちゃ感じた。

下山田志帆/Shimo Shiho

子曰わく、政を為すに徳を以てすれば、譬えば北辰の其の所に居て、衆星の之に共うが如し。

赤坂順

えーどうしよう、もう外見に私の徳を全振りして生まれ変わりたいとか現実逃避していました。

Bungeee

徳ての例文

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「徳て」の他の表現

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徳て の例文

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