この法律上の不備に
応ずる途は菊池寛のしたやうに、或は又ショオのしたやうに、戯曲になる小説のあつた時には作者自身戯曲に書直すことである。
今若し武家の棟梁たる可き者が現れたら、恨を含み、政道を猜むの士は招かざるに
応ずるであろう。
一、人から無心を言われるとき、私はそれに
応ずるか応じないかは、その人と自分との親疎によって定める。
響の
応ずるが如きその、(はあ、私けえ)には、聊か不意を打たれた仕誼。
実際、彼は審問に
応ずるために、馬を飛ばして急いで来たのであった。
お中止になったそのお沙汰を聞いて、響きの物に
応ずるごとく、たちまち鳴りだしたのは余人ならぬ伝六でした。
一の義しからざること生ずるによりて、社会は必らず之に
応ずる何事かを為ざるべからず。
が、姫君も姫君の双親も、信長の望に
応ずる事を喜ばない。