道化的なるものをマジメに扱い、世相に意味をもたせて強調するから煽るだけの話で、道化に仕立てる、
悪事の荘厳や現実感がなくなるから、素人は魅力を失う。
夫故に子弟たち若い者を戒めて兎角に学校の教課書以外の書物を読んではならぬと厳重に叱りつけて、読書するのを酒を飲んだり女に耽つたりするのと同様の
悪事と心得てる。
善事をした訳でも
悪事をしたわけでも無くて、貴家に生れると窮乏の家に生れるとで其の赤坊の運命は大なる差があります。
一個の蕩児であり、無頼の若武士ではあったけれども、まだ
悪事と名の付くことは、何もしていなかった。
しかしこれは捨児を種に、
悪事でもたくらむつもりだったのでしょう。
この※陀多と云う男は、人を殺したり家に火をつけたり、いろいろ
悪事を働いた大泥坊でございますが、それでもたった一つ、善い事を致した覚えがございます。
わりあいに小さな
悪事から、私は大またぎにエラガバルス(2)だってやれないような大悪無道へ跳びこんだ。