大学の夏期講習に引き出しに行つたのだが、——大して物事の判断に「おつかなびつくり」を用ゐぬらしい、大戯作者は、実に潔く、「出ますとも」と
承引して下された。
聴水はしたり顔にて、「大王速かに
承引たまひて、僕も実に喜ばしく候。
「真田尤也、中務が娘を養い置きたる間、わが婿にとあらば
承引致すべし」と、云ったとある。
隨分お聽苦しいこともあらうと思ひますが其事は豫め御
承引を願つて置きます。
此段御
承引無之に於ては、仮令、医は仁術なりと申し候へども、神仏の冥罰も恐しく候へば、検脈の儀平に御断り申候。