すると
暗やみの中から、うう、うう、とうなるようなものすごい声が聞こえました。
木のうろの外は、一面真っ
暗やみの中に、すさまじいあらしが、うなり声を立てて通っていくだけです。
夜もうっかり流しの下や、台所の隅に食べ物をあさりに出ると、
暗やみに目が光っていて、どんな目にあうか分からなくなりました。
すると
暗やみの中から、うう、うう、とうなるようなものすごい声が聞こえました。
終日ぽつねんとして
暗やみのなかにすわつてゐるばかりである。
終日ぽつねんとして
暗やみのなかにすわつてゐるばかりである。