暮れぬ の例文

暮れぬ の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


基本形→暮れる

「暮れぬ」の書籍での例文

音楽の技巧的鑑賞には盲目だが、何となしに酔はされた感激から、急にまだ日の暮れぬ街路へ放たれた心持は、鳥渡持つて行きどころがない感じだつた。
本を見たり、絵や字をかいたり、お手玉をしたりして日が暮れると、二人は揃って、
しかもその多くは床店のようなもので、それらは日が暮れると店をしまって帰るので、あとは俄かにさびしくなって、人家の灯のかげもまばらになる。
なにしろ場所が場所ですから、日が暮れると縄手に追剥ぎが出るとか、仕置場の前を通ったら獄門の首が笑ったとか、とかくによくない噂が立つ。
こんにちとは違って、片側は大川、片側は武家屋敷ばかりで、日が暮れると往来の少ないところです。
今とちがって、その頃は年礼を葉書一枚で済ませる人がまだ少なかったので、表には日の暮れるまで人通りが絶えなかった。
忙がしい師走の社会と遠く懸け放れている老人と若い者とは、時計のない国に住んでいるように、日の暮れる頃までのんびりした心持で語りつづけた。
「あの森は狸がいていろいろのものに化けるから、日の暮れぬうちに帰らぬと怖ろしいぞ」
日は全く暮れぬれども未だ帰らず。
暮れぬさきより、早く枕を懷ろにせるもあり。

「暮れぬ」のオンラインでの例文

人けのない海では、波に飛び込んで美しい風景を撮影し、日が暮れると、魔法のような光で海を照らす生き物たちと出会う。
日が暮れるに連れて、少しずつ肌寒くなってきましたが、焚き火のおかげで心地よい。
悲しみに暮れる朱莉だが、入院中のはずの染谷によく似た人物を校内で目撃してしまう。
一変した世界情勢の中で、わたしも途方に暮れる一人でした。
朝になると葉を開き、日が暮れると葉を閉じるというなんとも可愛らしい子だ。
夏場と違って日が暮れるのが早いから「まだまだ」と思っていてもついつい足が速くなります。

「暮れぬ」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

終わらぬ終えぬ仕舞わぬ打ち上げぬ切上げぬ切り上げぬ済まさぬ終らぬ打上げぬ

「暮れぬ」の関連語句

終わるストップ完結終熄済む終息終決止まる終結終了終る止む止る完了了する終止

©2025 ALCL Media Div. All Rights Reserved

〒160-0021
新宿区歌舞伎町 2-25-8 エコプレイス新宿ビル 124
ALCL メディア事業部