町外れから、
曲り拗ねった路や、立木の暗い下を迂路ついて、与平治茶屋まで来た。
水は湾※と
曲り込んで、そして転折して流れ去る、あたかも開いた扇の左右の親骨を川の流れと見るならばその蟹目のところが即ち西袋である。
沖の方を向いて立っていると、膝の所で足がくの字に
曲りそうになります。
五たび目に尼提の曲った路にも、——尼提は狭い路を七たび
曲り、七たびとも如来の歩いて来るのに出会った。
僕等は東家の横を
曲り、次手にO君も誘うことにした。
金三は先に立ったまま、麦と桑とに挟まれた畔をもう一度右へ
曲りかけた。
曲りたるもの、直なるもの、心の趣くままに落書したり。
勢ひで角より
曲り来にければ、避くべき遑無くてその中を駈抜けたり。