本性たり落と の例文

性状・性質・性格・質 等の意味を持つ「本性たり落と」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


基本形→本性

「本性たり落と」の書籍での例文

進歩は進歩だらうが、ダリヤのやうになつた菊よりは、本性の気味を強く把握してゐるものを得て見たい。
尊貴なる福音の使者たる人にこのやうな眼が有りうるものかと小左衛門は我目を疑る始末であつたが、思へば男の魂は二元で、この陰惨な眼が彼の偽らぬ本性である。
この先生はつまりまともな仕事が出来ない本性なので、病院へ務めるにも松沢病院などゝいふ当り前のところは気が向かない。
空襲の激化につれて一皮々々本性がむかれてきて、しまひには羞恥もなくハッキリそれを言ひきるやうになり、彼等の目附は変にギラ/\して悪魔的になつてきた。
とはいへ、今日に於ては、歪められてゐるのは男とても同断であり、要するに男女の心情の本性が風習によつて歪められてゐる。
そのうちに土や石の下から出てくることに変りはなくとも、古代美術に凝りだしたのはようやく本性に目覚めたと云えよう。
却つて其の度毎に彼れの純な本性は益々輝いて來る——さういふ人こそ眞の天才である。
東の空にはけれどもここばかりは拗者の本性を現わした箱根山が、どこから吹き寄せたか薄霧の枕屏風を立てこめて、黒い姿を隠したまま夕暗の中へ陥ちこんで行く。
だから、かれはきょうの催しがあっても、むろん最初から見物席のすみに小さくなっていて、そのあだ名のとおりしじゅう黙り屋の本性を発揮していたのでした。
結婚の儀式がすむとまもなく、こんどのおかあさんは、さっそくいじわるの本性をさらけ出しました。

「本性たり落と」のオンラインでの例文

その言葉は本性ではなく、試しだった。
この本性のことを本然の性「ほんぜん」と言います。
人のためになら頑張れる人間の本性を言い当てた言葉だと思います。
6.人としてどう生きるかさらに、もっと深く見ると・・・この作品はゲームが進行するにつれ、「お金」や「生死」を前にした人間の本性が描かれます。

「本性たり落と」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

キャラクタたり落と性状たり落と性質たり落と性合たり落とネイチャーたり落と資性たり落と気質たり落と稟質たり落と本質たり落と性格たり落と気たり落とネーチャーたり落と天質たり落と根性たり落と天性たり落と気分たり落と気立てたり落と禀性たり落と気立たり落と気性たり落と柄たり落と真性たり落と個性たり落と素質たり落と稟性たり落と人となりたり落と資質たり落と心根たり落と性分たり落と性情たり落と稟賦たり落と気象たり落と天資たり落とキャラクターたり落と持ち前たり落と根たり落と気心たり落と気だてたり落と天機たり落と性たり落と心ばえたり落と性癖たり落と生来たり落と毛色たり落と性根たり落と質たり落と気っ風たり落と

「本性たり落と」の関連語句

温厚

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