梁(六朝)の大同の末年、平南将軍藺欽をつかわして南方を征討せしめた。
その権幕が怖ろしいので、人びとも思わずしりごみすると、
梁氏は進み寄って縄付きの通事を切った。
忍んで様子を窺うに如ずと思って、かれは廟の欄間へ攀じのぼり、
梁のあいだに身をひそめていると、やがてその一行は門内へ進んで来ました。
それにしても他のひとりの※はどうしたかと見まわすと、
梁の上に一羽の大きい怪鳥が止まっていた。
魚形水雷を、潜水艦ぐらいの大きさにひきのばしたようなこの銀色の巨船は、トタン屋根をいただいた
梁の下に長々と横たわっていた。
「いいえね、この
梁からだらりとさがっている帯ですがね、だんなにはこれがなんと見えますかね」
梁の武帝を餓死せしめた反將の侯景が、後に殺害されて市に曝された時、彼を惡める士民は爭うてその肉を食ひ盡くした。
Nは二つの眼を※って屋根裏の
梁を眺め、しばらく思いめぐらしてなお説き続けた。