一片 の例文

薄切・かけら・断片・ピース・欠片・スライス・小片 等の意味を持つ「一片」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。

「一片」の書籍での例文

もとより巨額の公債を有し、衣食に事欠かざれば、花車風流に日を送りて、何の不足もあらざる身なるに、月の如くその顔は一片の雲に蔽われて晴るることなし。
人間の生活とは畢竟水に溺れて一片の藁にすがらうとする空しいはかない努力ではないのか。
百合の話もそう云う時にふと彼の心を掠めた、切れ切れな思い出の一片に過ぎない。
最も膚に親しき衣なり、数百金の盛装をなす者も多くは肌着に綿布を用ふ、別に袖もなし、裏はもとよりなり、要するにこれ一片の汗取に過ぎず。
秋の初の空は一片の雲もなく晴て、佳い景色である。
其の邪を罵り、俗を嗤ふや、一片氷雪の気天外より来り、我等の眉宇を撲たんとするの概あり。
「北※山頭一片の煙となり、」——僕は度たび「安国寺さん」のそんなことを言はれたのを覚えてゐる。
卿等にして若しこの遺書を読むの後、猶卿等の故人たる予の記憶に対し、一片憐憫の情を動す事ありとせんか、そは素より予にとりて、望外の大幸なり。
抑も伯が芸術論はかの世界観の一片に過ぎず。
身につけるものではないが、例えばマイヨオルの彫刻はせいぜい銅か土の固りであり、「信貴山縁起」は一巻の長い紙であり、名工の茶匙は一片の竹であるに過ぎない。

「一片」のオンラインでの例文

「一片」の現代の例文は見つかりませんでした

「一片」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

切身少量薄片切れ破片切り身剥き身部分しみ瑣少砕片薄切些少小片かけら剥片断片端くれピース切片欠片スライス一毫剥身少少

「一片」の関連語句

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