「残存」の例文

「残存」の書籍での例文

しかしそれはまず後の問題に保留することとして、ともかくも炭焼が山間に残存した先住民の業となっていたことは事実であった。

私は十六七の頃にはもう濃く礬水をひいた薄美濃紙を宛てがって絵巻物の断片を謄き写しすることも出来たし、残存の兜の錣を、比較を間違えず写生することも出来た。

尚、当時残存した約三千名の地球人類は行方不明となる。

思うに、半分は、屑とされて消滅し、半分は、自然消滅に帰するものと考えられますが、その中、幾何良書として後世にまで残存するであろうか。

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