一、彼状云、相語当坂小法師原、打入当坂、令
殺‐害長吏畢云云。
殺尽せしお村の死骸は、竹藪の中に埋棄てて、跡弔もせざりけり。
あるはまた落日のなかに笑へるロマンチツシユの音楽と幼児磔
殺の前後に起る心状の悲しき叫也。
殺鼠劑の商標に猫が手※で涙を拭つて居る圖は見覺えのあるものであるが、PARK 公園などと云ふ石鹸は餘程名に困つた物と見える。
追ひ分坂を歌別から庶野に越え、
殺々高くのぼつて行くのだが、この邊はよくおやぢ(乃ち・熊)の出沒するところだ。
もし聖経の教ゆるところ、単に消極的の
殺快楽(或は克己)に止まらば、聖経も亦た古来幾多の思想界の階段の一となるの歴史上の価値を得るのみにして、止まんのみ。
殺す者は
殺さるゝ者となり、
殺さるゝ者は再た
殺す者となる。