河岸 の例文

川岸 等の意味を持つ「河岸」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。

「河岸」の書籍での例文

広い河岸には石垣の間に舟虫の動いているばかりだった。
河岸を変えた? なぜ?」
客の一人は河岸の若い衆、もう一人はどこかの職工らしかった。
すると、伝馬はどうしたのか、急に取舵をとって、舳を桜とは反対の山の宿の河岸に向けはじめた。
そうかと思うと、今度は河岸を変えて、旗本席のほうをしきりにじろじろ見回していたようでしたが、うるさくまた話しかけました。
このとき浅草で評判とったのが、上方下りの生き人形に、隼伝之丞の居合い抜き、両国河岸のほうでは、娘手踊りに中村辰太夫が勧進元のさるしばいでした。
両国河岸にて、見せ物小屋の絵看板を、見とれておったれば、スルスルと腰から盗みとられたとなり。
昔の芝居は殺し場などに多田の薬師の石切場と一しよに度々この人通りの少ない「百本杭」の河岸を使つてゐた。
——姓は細木、名は藤次郎、俳名は香以、俗称は山城河岸の津藤と云つた男である。
家を出て椎の若葉におおわれた、黒塀の多い横網の小路をぬけると、すぐあの幅の広い川筋の見渡される、百本杭の河岸へ出るのである。

「河岸」のオンラインでの例文

ひと気のない河岸の路地を徘徊すると、旅館だった建物に行きあたった。

「河岸」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

川岸川端川べり川辺川縁岸辺川ばたウォーターフロント河畔

「河岸」の関連語句

地区岸べ斜面岸辺土手

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