然し、その動機を御話しするとなると、自然、私の弱点をも御話しせねばなりませんが、一旦御話しすると
申しあげた以上、思い切って言うことにします。
「つぶの子でもと
申しあげたら、ほんとうに水神さまがたにしの子をくださった」
最後に私は、古書肆の店頭から殆ど姿を消してしまった本書を再び人寰の裡へ呼びかえしてくれられた知友角川源義さんの御厚意に、心からの御礼を
申しあげたい。
そのとき、一人のおばあさんの予言者が、姫君の前に現れて
申しあげたのであります。
これをめしあがれば、けっして死ということはないと、天子さまに
申しあげたのでありました。