痕の の例文

疵あと・瘢痕・残痕・古疵・傷痕・古傷・疵跡 等の意味を持つ「痕の」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


基本形→

「痕の」の書籍での例文

「路上に残された血、又は頭部の血痕の凝結状態から見てどうしても午前三時より前の事です。
滝田君はその時僕のために谷崎潤一郎君の原稿を示し、(それは実際苦心の痕の歴々と見える原稿だった。
緑いろの鳥打帽をかぶった、薄い痘痕のある物売りはいつもただつまらなそうに、頸へ吊った箱の中の新聞だのキャラメルだのを眺めている。
そこには青い剃痕の中に、大きな蚯蚓脹が出来ていた。
すると大井は内懐から手を出して剃痕の青い顋を撫で廻しながら、じろりとその時計を見て、
扮装だけはシャンとしているが、顔に無数の痘痕のある可成り醜い男が立っている。
さう云へば遺書の文字さへ、鄭板橋風の奔放な字で、その淋漓たる墨痕の中にも、彼の風貌が看取されない事もない。
それは油気のない髪をひつつめの銀杏返しに結つて、横なでの痕のある皸だらけの両頬を気持の悪い程赤く火照らせた、如何にも田舎者らしい娘だつた。
それは油気のない髪をひっつめの銀杏返しに結って、横なでの痕のある皸だらけの両頬を気持の悪い程赤く火照らせた、如何にも田舎者らしい娘だった。
それは油氣のない髮をひつつめの銀杏返しに結つて、横なでの痕のある皸だらけの兩頬を氣持の惡い程赤く火照らせた、如何にも田舍者らしい娘だつた。

「痕の」のオンラインでの例文

 多分、ニキビに限らず傷跡が治りにくい体質らしく(虫さされの掻き壊しとかそういうのも)、大人になった今でもできたニキビがにならないことはない。
膝の怪我が痛々しい久保田も構わず積極的に攻める姿勢を最後まで貫いていた。
ガムテープ好き過ぎて、部屋の塗装を剥がしてしまった
美しい横顔を盗み見ながら、トオルはあえて赤いに唇を這わせ、温かい液体を流し込んだ。

「痕の」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

創痕の切疵の掻傷の疵あとの瘢痕の残痕の擦疵の痕跡の創痍の擦り傷の微傷の掻疵の傷口の浅傷の古疵の爪痕の摺の傷痕の傷あとの古傷の引攣の切傷のきず口の摩の擦過傷の傷の跡の疵の擦傷の傷ぐちの掠りの瘡痕の爪跡の疵痕の傷跡の

「痕の」の関連語句

小疵瑕瑾瑕疵症候症状

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