(ともに姫路城主武田播磨守家臣)十文字ヶ原、朱の
盤坊。
額に翳した右の手先と、左の腰
盤に当てた左の手首の釣合いが、いつも天候を気にしている職業人のみがする男型のポーズを小初にとらせた。
将棋の上達方法は、誰人も聴きたいところであらうと思ふが、結局
盤数を指すのが一番だと思ふ。
だからパネルの前に人間が近づいて、目盛
盤をまわしても、受信回路の同調を破ったり、ストレー・フィールドを作って増幅回路へ妨害を与えたりすることはない。
ガラスの箱のまん中に、その気味のわるい塊があり、その塊を左右からはさむようにして、大きな銀の
盤のようなものが直立して、この塊を包囲していた。
祀るものは将軍すでに酔えりといい、それを
盤にのせて湧金門外の金華太侯の廟内に送れば、たちまちにその姿を見うしなう。
女はさも珍らしそうに聖水
盤や祈祷机を見ながら、怯ず怯ず堂の奥へ歩み寄った。
しかし君のところの細君は闘球
盤なんか絶対に駄目だよ。