彼等もお勝手道具の鍋釜や火ばしまで浚つて行くのではなく、鉄クヅだけを
目あてにしてゐる。
右の哥ハちと
目あてがちがふたかしらんおふかたあたりつろふのふし
その結果、一部のものは発見されたが、その捜査の第一番の
目あてであったダイヤモンド入りの箱は、ついにさがしあてることができなかった。
兜をかぶった男は、大きい銀杏の木を
目あてに、その屋敷の門前へかけて来たが、夜はもう五つ(午後八時)を過ぎているので、門は締め切ってある。
普通の宴会だと前から招待して連れてくるから、別に遠くから
目あてにくる必要はない。
腰には、岩を砕き、根を切る道具を結びつけていたので、しんぱくは、だれを
目あてにやってくるのか、すぐに悟ったのでありました。
飾窓の二面は普通の新衣裳の飾人形だが、残った一つの入口に向って右の飾窓のがみんなの
目あての「エッフェル塔見物」の機械人形だ。
私にはとても
目あてがないが、知る日の来らんことを欲求して満足しよう。
この縁談には彼女のあずかり知らぬ財産
目あての理由があった。
潮來のばら/\松とも云ひて、沖乘船の
目あての森とぞ。