眼中 の例文

眼中 の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。

「眼中」の書籍での例文

武士道と言えば、女は眼中にないような風に言われながら、正妻となるとなかなか格式を与えて十分な権利を主張せしめている。
凡そ人間の性格を眼中に入れなかつた作家といへば、スタンダアルほどその甚しいものはない。
馬吉などは眼中にない。
彼の将棋は相手に一手勝てばよいという原則を信条として、旧来の定跡の如きを眼中にしない。
小草が数本に、その一本を伝わって倒に這降りる蟻に、去年の枯草のこれが筐とも見える芥一摘みほど——これが其時の眼中の小天地さ。
肩尖、膝頭、臀部、あたま——翁の眼中、一々、その凸所の形に似通う山の姿が触覚より視覚へ通じ影像となって浮んで来た。
申※の如きは眼中に日本軍なく、暴慢で到る処で徒らに人を斬って威を示す有様なので、地方官は大いに怖れてその待遇は大臣以上であったと云う。
所が、沼田の城代となった猪俣範直と云う武士が、我無しゃらで、条約も何にも眼中になく、真田領の名胡桃まで、攻め取ってしまったのである。
しきりと慇懃に揉み手をしながら、天下の御直参もまるで眼中にないもののような容子でした。
が、そんなことを眼中に置かないでも、鳳凰や羅漢なんぞは、至極結構な出来だと思ふ。

「眼中」のオンラインでの例文

しかし、信玄軍は浜松城に攻めることなく素通りしてしまい家康は武士としてのメンツを潰されたと思い、信玄から「家康など眼中にない」 と馬鹿にされたと思ったのです。
悪く言えば「眼中にない」んですよ。

「眼中」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

眼界視界視野

「眼中」の関連語句

レンジレインジ影響のある範囲射程

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