筆致々 の例文

筆致々 の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


基本形→筆致

「筆致々」の書籍での例文

平板な嫌ひはあるがその落ちついた筆致は作者がともかくあるところまでゆきついた人であることを思はせる。
筆致は手馴れてゐて、無駄な描寫がない。
幸田露伴にも『枕頭山水』の名作があり、キビキビした筆致で、自然でも、人間でも、片っぱしからきめつけるような犀利な文章を書いている。
文勢筆致に注意しない人の翻訳は、文章晦渋にして殆と読むに堪へぬ、読で面白くないばかりでなく、実際其意義を解することすら出来ぬ恐れがある。
その他筋の運び方、描写の筆致など、どの点にも間然する所がない。
私は、その筆致に、どこやらヂッケンスを偲びましたが、ヂッケンスの自然描写にも、遙かに、絵にまさるものがあったように思います。
雄渾な筆致で、お描きになっていられるところを拝見していると、こちらの手先にまで力がはいるくらいに荒いお仕事ぶりであった。
司馬遷の粗笨なる頭腦と、豪放なる筆致とは、記載せざるべからざる事項をも省略し、明確とせざるべからざる事項をも曖昧にして居る。

「筆致々」のオンラインでの例文

繊細な筆致を、正座したりあぐらをかいて楽しめる。

「筆致々」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

筆蹟々手々手跡々肉筆々手書き々書々筆跡々墨蹟々手蹟々墨跡々手書々

「筆致々」の関連語句

筆蹟手描き手書き筆跡墨付き墨痕作文文書執筆

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