路傍荷動 の例文

路傍荷動 の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


基本形→路傍

「路傍荷動」の書籍での例文

路傍の犬がだんだんおとなしくしおらしく見え出す。
路傍の芒が銀のように光っていた。
だがたいへん話に熱中していると見え、路傍に紳士が立っているのにも気づかぬらしく、通りすぎようとした。
——彼処に、路傍に咲き残った、紅梅か。
路傍に藪はあっても、竹を挫き、枝を折るほどの勢もないから、玉江の蘆は名のみ聞く、……湯のような浅沼の蘆を折取って、くるくるとまわしても、何、秋風が吹くものか。
うす暗がりでよくは判らないが、路傍の店の灯でちらりと見たところは、色の蒼白い、瘠せ形の娘で、髪は島田に結って、白地に撫子を染め出した中形の浴衣を着ていた。
路傍の堤草に腰をおろして、新平と平吾とは、斯んな話をしていた。
この設計技師の苦心も、商いや仕事を抛り出してベンチの上に眠むりこけている不潔な苦力や路傍商人の不遠慮な侵入に他愛もなく踏みにじられていた。
路傍のとある駄菓子屋の奧より、中形の浴衣に繻子の帶だらしなく、島田、襟白粉、襷がけなるが、緋褌を蹴返し、ばた/\と駈けて出で、一寸、煮豆屋さん/\。
されど路傍なる梅の老木のみはますます栄えて年々、花咲き、うまき実を結べば、道ゆく旅客らはちぎりて食い、その渇きし喉をうるおしけり。

「路傍荷動」のオンラインでの例文

 時は移り、1937年(昭和12年)、朝日新聞に連載された『路傍の石』(山本有三著)の中には、こんな好きな場面があります。

「路傍荷動」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

道端荷動道辺荷動道の辺荷動辻荷動路頭荷動路辺荷動道ばた荷動路肩荷動

「路傍荷動」の関連語句

縁辺端っこ外輪際涯側端エッジ果て

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