踏み の例文

踏み の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。

「踏み」の書籍での例文

内膳正は屠蘇を汲み乾すと、立ちながら、膳を踏み砕いて、必死の覚悟を示した。
が、草や竹の落葉は、一面に踏み荒されて居りましたから、きっとあの男は殺される前に、よほど手痛い働きでも致したのに違いございません。
そこで※陀多は早速足を挙げて、踏み殺そうと致しましたが、「いや、いや、これも小さいながら、命のあるものに違いない。
すると、角顋の先生は、足をうんと踏みのばしながら、生あくびを噛みつぶすような声で、「ああ、退屈だ。
その晩もとうとう寝床を起きてしまいまして、幸い月夜でもあり、旅館を出て、錯落とした松樹の影を踏みながら砂浜へ出て行きました。
ところがこの二つの道に踏み跨がって、その終わるところまで行き尽くした人がはたしてあるだろうか。
しかし成瀬はまだ煙草を啣へてゐたから、すぐにそれを下へ捨てると、慌てて靴で踏み消した。
なれどもころび候実証無之候へば、右証明を立つ可き旨、申し聞け候所、篠、無言の儘、懐中より、彼くるすを取り出し、玄関式台上へ差し置き候うて、静に三度まで踏み候。
時々は宮のまはりにある、柏の林に歩みを運んで、その小さな花房の地に落ちたのを踏みながら、夢のやうな小鳥の啼く声に、耳を傾ける事もあつた。
真夏の日の午すぎ、やけた砂を踏みながら、水泳を習いに行く通りすがりに、嗅ぐともなく嗅いだ河の水のにおいも、今では年とともに、親しく思い出されるような気がする。

「踏み」のオンラインでの例文

意識的に、兄が踏み潰した草の上を歩くと、くすぐったい感触はマシになった。
(ディスプレイ1は正常に表示されている)※当時の再現画像ボルテ用モニターに強制表示させるために下記手順を踏みました。
 座布団や敷布団くらいの踏み心地で、お昼寝したら良さそうです。
私(筆者)はブレーキを踏み、先輩をとり、黒服を捨てた。
狭い我が家に足の踏み場がなかった2年前、毎度毎度の大掃除を辞めました。
下を見遣ればつっかけのサンダルやら祖母の余所行きのパンプスが石畳を埋めつくしており、文字通り足の踏み場がない。
2畳ほどのスペースで、今は足の踏み場がなく、ほぼ一歩の中に入れない状況です。
入り込むと女は独特の拍子を踏み(乱拍子)、舞いながら鐘に近づき、ついに鐘を落としてその中に入ってしまいました。

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