「連なり箱」の例文

「連なり箱」の書籍での例文

馬込九十九谷とか言つて、丘と谷がいくつも連なり、どの丘もどの谷もみんながそれぞれ違つた光と色を見せて、散歩するにはたのしい道であつた。

北は見渡す限り目も藐に、鹿垣きびしく鳴子は遠く連なりて、山田の秋も忙がしげなり。

一つに連なりし遠林、烟に分れて幾段にも見ゆ。

向島と荒川土手と上下相連なりて凡そ四里、これも亦見事ならずや。

神野寺を中心として、五六十の人家東西に連なりて、小市街を爲す。

老木、屋よりも高く、相連なりて林を爲す。

そんな道筋をキャリアと言うのであって、あとから見れば一本の道でも、本当はそのときそのとき必死に掴んだ浮き輪の連なりみたいなもんなんだろう。

小さな島に標高の高い山が連なり、急な勾配やゴツゴツした岩肌が本当にかっこいい。

みごとに紅葉した雑木林の尾根が左右に連なり下界へ下っている。

　軍帽のひさしには小さな氷柱が無数に連なり、顔は目を開けたまま凍っている。

ウイーンほどの都市ともなれば、クリスマスマーケット会場も1箇所ではなく、多くの場所で店が連なり賑わいを見せている。

ブロックチェーンでは、そのネットワーク参加者の多数決で規定されるブロックの連なり（まさにブロックチェーン）がこの完全性を担保する。