ただ学部の内規として、教授は就職
順に一ヶ月づつ部長を勤めることになつて居たので、私一人がそれを断る訳にも行かなかつた。
さあ、驚くのも無理はないが、お前がこの寺に来る前に雇ってあった良
順という小坊主は、あれはわしが殺したのだ」
妙に無愛想な一人の看守は時々こう云う控室へ来、少しも抑揚のない声にちょうど面会の
順に当った人々の番号を呼び上げて行った。
上座は師匠の紫暁で、次が中洲の大将、それから小川の旦那と
順を追って右が殿方、左が婦人方とわかれている。
焼香
順のことでおみよ叔母は継母のおそでと口喧嘩した。
吾人は先づ
順を追ふて二氏の論の当否を判定せんと欲す。
僕は以前架上の書籍を買ひ入れた年月の
順に記し、その書籍の持ち主の一生の変化を暗示する小品を書いて見ようかと思つた。
主人や客をはじめ、奉公人の膳が各自の
順でそこへ並べられた。
しかも彼自身の配列方法は今では不明であるし、普通の写本のようにイロハ
順で漫然と並べるよりも、内容の類似点を捉えたこの配列の方が遙かに合理的だと考える。