鼻息々 の例文

鼻息々 の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


基本形→鼻息

「鼻息々」の書籍での例文

大熊老人の鼻息の荒いもう一つの理由は、老人は三十年此の方、独身であり、そのうえ老人には一人の子供も無論孫も無い、全くの孤独者であったことである。
それでも初酉だから、商人の鼻息がなかなか荒い。
豊島、川端、村松三初段は全然腕に自信がなくて至って、鼻息が弱いのだが、倉田百三初段の鼻ッ柱は凄いもので、この自信は文士の中では異例だ。
つまり彼は生き残る確信に於て猪の鼻息のやうに荒かつた。
それで始めの鼻息はどこへやら、今度は人のつまらぬ仕事までほめたりおだてたりするのは、自分の仕事もそのへんで甘く見逃して貰ひたいといふ意味だ。
江戸の素人天狗なら三目置かせて総ナメにしてみせらアと猪のように鼻息の荒い奴だが、棋力はたしかに素人抜群、専門棋士の二段ぐらいの腕はあった。
馬のような鼻息をたてて一時間あまりも力をぬかない仕事熱心なところは結構であるが、カタワのヒガミや一徹で何を仕でかすか知れないような不気味なところが気にかかる。
それにつけても肥後守は、——会津中将は、葵御一門切っての天晴れな公達よ喃! 御三家ですらもが薩長の鼻息窺うて、江戸追討軍の御先棒となるきのう今日じゃ。
従つて気風が荒く、娼妓などもそれに相応した渡り者が陣取つてゐて、往々にして雇人の方が主人よりも鼻息があらい、と。
今度は見附次第、叩殺してやるといふ血腥い鼻息

「鼻息々」のオンラインでの例文

「あんな箱入り娘に社長なんて務まるはずがないだろう」 丸古専務が荒い鼻息を吐いた。
警戒などはまるでなく、手のひらに収まった彼はまた、スゥと鼻息を立てて眠りについた。
鼻息を荒くして父親の帰りを待ちます。

「鼻息々」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

篤志々鋭気々一念々意気組み々熱中々意気組々

「鼻息々」の関連語句

情熱熱烈さ熱情熱意熱血いき込み熱心さ真剣血気意気込熱心気込み熱誠熱烈熱気意気込み気勢意気ごみ

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