うろついて の例文

彷徨う・ほっつく・ぶらぶらする・さ迷う・彷徨く・低徊・低回 等の意味を持つ「うろついて」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


基本形→うろつく

「うろついて」の書籍での例文

わたしは急に眼がさめたような心持になって、自分の庭のうちを散歩するばかりでなく、暇さえあれば近所をうろついて、そこらの家々の垣根のあいだを覗きあるいた。
失踪から四日目の夜、長野市の警察から知らせがきて、自殺の目的で長野市中をうろついてゐた魚則を保護してあるから引取りに来るやうにと言つてきた。
それを手にして堤下を少しうろついていたが、何か掘っていると思うと、たちまちにして春の日に光る白い小さい球根を五つ六つ懐から出した半紙の上に載せて戻って来た。
おまけに窓の外を見ると、始終ごみごみした横町に、麦藁帽をかぶった支那の車夫が、所在なさそうにうろついている。
わたしは何もこの家を目当に、うろついていたのではないのですが、ちょうどそこへ来合わせたのを幸い、一稼ぎする気を起しました。
同時にそれが彼の後ろにうろついていそうな無気味さを感じた。
さすれば内裡の内外ばかりうろついて居る予などには、思いもよらぬ逸事奇聞が、舟にも載せ車にも積むほど、四方から集って参るに相違あるまい。
今頃こんな処にうろついている女——さては例の狐かと、彼は更に進み寄って正体を見届けようとする途端に、女はするすると寄って来た。
しかし、月にしろ、暗夜にしろ、唯、おも入れで、立つて聽くと成ると、三めぐり田圃をうろついて、狐に魅まれたと思はれるやうな時代な事では濟まぬ。
三つ二つ、三つ二つと鬼のような者がそこらじゅうにうろついていた。

「うろついて」のオンラインでの例文

先程私がうろついていた場所へ再び戻り、海面へ着地すると当たり前のように彼女は頭を水につけて、底へ潜っていった。
そんなときにロボット掃除機がうろついていたらかなり危ないです。
普段は周辺のドブにうろつくが、最近突如現れた宿敵に、仲間が次々と殺されてしまい、追いつめられていた。

「うろついて」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

ふらついて流れ歩いてほっついてごろついてさ迷って経巡って歩き回ってぶらついて彷徨いてさすらってわたって

「うろついて」の関連語句

動く行く参る動かすではあるであるでご座るで御座る

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