「しびれ感」の例文

「しびれ感」の書籍での例文

伝「いろんな事を云つてやアがる、待て／＼、ウームアヽ痛いウム、オイお熊躯中しびれて……こつちへ入つて背中を二ツ三ツ叩いてくれ。

鰍沢雪の夜噺（小室山の御封、玉子酒、熊の膏薬）

三遊亭円朝

ワシもしびれて、クソをつかんで、食べたら吐いて治りました」

太宰治情死考

坂口安吾

その代り、註文は山ほどあり、予想のわりに実現の遅々たることにやゝしびれを切らしてゐる。

北海道の性格

岸田国士

ところが、私の翻訳の方がなかなか進まず、今年のはじめ、同君は遂にしびれを切らして、南洋に旅立つた。

「博物誌」の序に代へて

岸田国士

しかも、この利己的行為は、しびれを切らして順番を待つてゐる人々の眼の前で行はれようとしてゐるのである。

「現代風俗」はしがき

岸田国士

煙のなかに私の夢は吸ひ込まれて、あとには、しびれたやうな頭と、愚にもつかない胸さわぎが残る。

続言葉言葉言葉（その一）

岸田国士

そして青い鳩に、ぐっと手をのばしたところ、思いがけなくもゆびさきが、電気にふれたときのようにぴりぴりとしびれました。

電気鳩

海野十三

しびれをきらして、どっちかの先生がわざわざお迎えをよこしたんだ。

右門捕物帖

佐々木味津三

いつもは物理学壇上にいささか誇りを持っていた頭脳も打ちしびれてしまいそうになる。

放送された遺言

海野十三

身体の芯から慄えてきて、着剣している銃を持った手がしびれて力が抜けてしまう。

戦争について

黒島伝治

「しびれ感」のオンラインでの例文

「え、この道一通じゃないんですか？」という道をビュンビュン車で飛ばしていくアテンダントの方のハンドルさばきにしびれました。

じじさおり

カメラ越しに初めて見た清居の笑顔！花火も線香花火というこの情緒感！このシーンは本当にしびれました。

あこ

椎間板ヘルニアは悪化すると手術が必要になるが、軽い痛みやしびれ程度であれば、ストレッチと適度な運動で寛解する。

もりそば

しびれ感の例文

「しびれ感」の書籍での例文

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「しびれ感」の他の表現

「しびれ感」の関連語句

しびれ感 の例文

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