なで回すの例文

撫でる・撫で回す・撫する・撫でさする等の意味を持つ「なで回す」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。

基本形→なでる

「なで回す」の書籍での例文

初冬の深更のこと、雪明りを愛づるまま写経に時を忘れてゐると、窓外から毛の生えた手を差しのべて顔をなでるものがあつた。

北条団水の「一夜舟」に、京都東山に庵を結ぶ碩学があり、一夜写経に没頭してゐると窓から手をさしのべて顔をなでる者があつた。

日本の山と文学

時々に雨戸をなでる庭の八つ手の大きい葉に、雨音がぴしゃぴしゃときこえるのも、外の暗さを想わせるような夜であった。

半七捕物帳

「なで回す」のオンラインでの例文

そして、楽器の表面やその体内に平行に備えられた音穴をなでるように指を運ぶ。

東野珠実 TAMAMI TONO

横に寄り添って寝るのも、背中をとんとんするのも、頭をなでるのも、絵本の読み聞かせも、何もかもＮＧ。

置き方手のひらで洋服をなでるようにアイロンします。

ナースなつこ

3時を回り、夕暮れの気配の中、秋の初めの風が頬をなでる。

山羊メイル

「なで回す」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

摩する擦る撫でる摩る

©2025 ALCL Media Div. All Rights Reserved

〒160-0021
新宿区歌舞伎町 2-25-8 エコプレイス新宿ビル 124
ALCL メディア事業部