のろのろ歩く の例文

のろのろ歩く の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


基本形→のろのろ

「のろのろ歩く」の書籍での例文

初めはのろのろ、しまいには大速力で、足かけ五年かゝつた。
殊に、私が意外に思ふのは、あの脚本のテンポを、何故にああのろのろとしなければならなかつたかといふことだ。
するとまた一ぴき背中のまがったねずみがぶしょうらしく座ったまま、のろのろした声で、
牝豚は、紅く爛れた腹を汚れた床板の上に引きずりながら息苦しそうにのろのろ歩いていた。
見張りの交代もほど間近とみえ、魚油をともす篝の火が、つながり合いひろがり合う霧の中を、のろのろと、異様な波紋を描きながら、上っていくのだった。
赤い脚絆がずり下り、右足の雪靴の紐が切れかかっているのをなおそうともしないで、源吉はのろのろとあるいて行った。
視線の中へ、自動車がのろのろと徐行して来た。
はじめは土塊だとさへ思はなかつたのだが、のろのろとそれが動きだしたので、気がついたのである。

「のろのろ歩く」のオンラインでの例文

とっくに寝ている夫の隣のベッドに2時半に入り、10時ごろのろのろ起床した時には、彼の姿はもうない。
……まぁいいかぁ、たまにはこういうのも……」 酔いから来る変な面白さもあいまって、深夜の隘路をのろのろと歩んでいった。
すると、遠くの百姓家から、幼い男の子が自分をめがけてのろのろと歩いて来た。
気が進まなそうにのろのろと準備を始める周りの役人を見ることもなく眺めながら、これまでのことを思い出していた。

「のろのろ歩く」の関連語句

動かす動く行く参る

©2025 ALCL Media Div. All Rights Reserved

〒160-0021
新宿区歌舞伎町 2-25-8 エコプレイス新宿ビル 124
ALCL メディア事業部