コ
バルト色に深く澄み渡つた南の空に、大粒の宝玉のやうに燦々と光り輝く十字星は、天空一ぱいに散乱する群星を圧してゐた。
この日の競馬を知らせる煙火がぽんぽんと世間の不景気なんか大空の彼方へ吹っ飛ばしてしまいそうにコ
バルト色の朝空にはじけた。
そして、いまや潜航艇「鷹の城」の艇長——故テオ
バルト・フォン・エッセン男の追憶が、その夫人ウルリーケの口から述べられようとしている。
も一つは黒田清輝さん流のコ
バルト色の著物の男が四斗樽へ一ぱい色々の切を入れて、それをこちこちと棒でかき※して居たのを見た。
ワルフォロメイ聖者 基督の十二使徒の一人、(
バルトロマイ)。
それが下旬に歸つたときには既に快いコ
バルト色に變つて居りました。