同じ昇格組でも、ガッツリ人件費を上積みして8位
フィニッシュを果たした福岡とは、ピッチ外の戦いにおいても大きな差があった。
左利きなのに右での
フィニッシュも得意な器用さも見せる。
持ち味の突貫ドリブルでチャンスメイクする場面も作り出していたが、
フィニッシュの部分で精度がなかなか上がってこなかった。
他会場の結果も味方して、土壇場で自動残留圏内の15位で
フィニッシュした。
ただ一つ彼のコントを見てると問題があって、その不完全な対話をどこで
フィニッシュさせるか?ということ。
最後は2位に2分以上の大差を付け12区神野大地(セルソース)が
フィニッシュテープを切った。
下馬評や実績でいけば前線には垣田、宮代が並ぶと予想されるが、彼ら2枚の後ろからするりと抜けた“3次攻撃“で荒木が
フィニッシュに絡む。
11・12月度の明治安田生命J3リーグの月間優秀監督賞を横山監督が受賞するストロング
フィニッシュを決めた。
しかし、いくら
フィニッシュ・崩しのトレーニングをして成長したとしても、そもそもそれを発揮できる場面が訪れなければ、試合でその成果を確認することはできません。