一際の例文

就中・中にも・格段に・なかんずく・格段・別て・一入等の意味を持つ「一際」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。

「一際」の書籍での例文

すると、唯でさえチンマリとしたお筆の身体が、一際小さく見えて、はては奇絶な盆石か、無細工な木の根人形としか思われなくなってしまうのだった。

絶景万国博覧会

小栗虫太郎

一見子供々々した全身に、どうにでも勝手にしろといふ図太さが、一際露骨に表れてゐた。

篠笹の陰の顔

それと少し離れて北極星が一際鮮やかに輝いてゐる。

岡本かの子

蕭殺たる此の秋の風は、宵は一際鋭かつた。

行手には、こんもりとした森が見えて、銀杏らしい大樹が一際傑れて高かつた。

「一際」のオンラインでの例文

彼女はへへ、と笑って、一際大きく煙を吸い込み、吐き出した。

どこを切り取っても一際大層で、凝りに凝っているものとなっております。

若手能_OFFICIAL ONLINE

「一際」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

ずんと大きに一入いとも就中殊の外ぐんと至りて分けて優れて別けてひとかたならず立てて世に世に極極殊更別にひときわ大いに取り分き特にとりわけ殊にことさらことに別して

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