さうして
今後も着換へをするやうに、鞭撻の労を執つてくれ給へ。
此地の温泉は今春以来かく大きなる旅館なども設けらるるようなりしにて、箱館と相関聯して
今後とも盛衰すべき好位置に在り。
僕が詩の仕事の上で、抒情詩の製作に許り、執着してゐないで、長い形式の叙事詩をも手掛け
今後もそれを続けてゆかうとする気持には、色々の理由があります。
そしてこの一見間抜けな日本の憂愁時代に、いかに真理の透徹性と純潔性を貫らぬかせたらよいか、私は
今後共そのことに就いて民衆とともに悩むであらう。
私が、文芸家協会云々のことに反対すると、彼はそれなら
今後、印税はあの中に入れてある各作家に分配すると言い出したのである。
それは、浅井と越前の朝倉とは、代々昵懇の間柄であるから、
今後朝倉とも事端をかまえてくれるなと云うのであった。
どうかこれを御縁にして、
今後はまた何分ともよろしく御指導のほどを御願い致します。
「ヤ、初めて……お書きになった物は常に拝見していますので……
今後御懇意に……」
然し或はこれが僕の幸であるかも知れない、たゞ僕の今の心は確かに不幸と感じて居るのである、これを幸であつたと知ることは
今後のことであらう。
今後、あるいは、誰か知者があらわれてきて、私の幻想を単なる平凡なことにしてしまうかもしれぬ。