それには体躯に於て恵まれているばかりでなく、用心堅固で、良く身を慎しみ、かりそめにも海を
侮ることがないせいである。
老いたるものとて
侮るべからず、無用に似たる人をも物をも浪に棄てずば、また益をなすことあるべし。
で、その尻上がりの「ですか」を饒舌って、時々じろじろと下目に見越すのが、田舎漢だと
侮るなと言う態度の、それが明かに窓から見透く。
かく多數を占むる囘教徒の政治上に於ける勢力は
侮るべからざるものがある。
今、単に経済上より観察を下しまして、この小国のけっして
侮るべからざる国であることがわかります。