修験道の
元祖たる役行者が、葛城山で鬼神を使役したというのも、やはり一種の地主神を護法に使ったのであった。
この方が落胤騒動としては先口で、云って見れば天一坊の
元祖に当る訳。
遠い海の彼方なる常世の国に鎮る村の
元祖以来の霊の、村へ戻つて来るのが、年改まる春のしるしであつた。
此を拾ひあげた人の娘が育みあげて、成人させて後、其嫁となつて生んだのが、村の
元祖で、若い神には御子であり、常世の母神には御孫の御子だと考へられた。
そうして、ヂュパンも同様に警察官を嘲弄しているのであって、このこともやはりヂュパンがその
元祖となっているのである。
此の塔が英国で時計台の
元祖だと云う事で、塔の半腹、地から八十尺も上の辺に奇妙な大時計が嵌って居て、元は此の時計が村中の人へ時間を知らせたものだ。