実質あるものは否定の要なく、又、伝統に限らず、
全て、実質を失いながら虚妄の権威を保つものは、反省され、否定される必要があるだけだ。
全ての人が犯罪者となり狂人となる素質を持っており、外部条件によって、そうなる。
なぜなら、小説は、小説自体が
全てを語っており、それによって裁かるべきものだから。
その腹心は鎌足であり、
全ては二人の合議の上で行はれたものであつた。
ルールといふものはなく、ルールといふものがありとすれば、力量や器量にまかせて何をやつてでも勝てば良い、勝つた者に
全ての正義があるといふルールなのである。
余の生活の
全てに於て彼は又余の憎むべき仇敵である。