凡隊中ノ事 一切隊長ノ
処分ニ任ス 敢テ或ハ違背スル勿レ 若暴乱事ヲ破リ 妄謬害ヲ引ニ至テハ 隊長其死活ヲ制スルモ亦許ス
「山川牧太郎時代の写真が一枚もないもんだから、ずらかる前に、野郎、入念に
処分しちまってたもんだから——当局もあざやかに翻弄されてた形だよ」
さりとて、毒殺したような形跡も見られないので、丁もその
処分に困って頻りに苦労しているのを、妻の韓氏が見かねて訊いた。
如何なる
処分を受けても苦しくないと云う貴方の証書通り、私の方では直ぐにも実行しますから」
終戦直後はみんなが生ける屍のように虚脱状態にあったので、ほんとうにうっかり
処分されてしまったのかも知れなかった。
最近、彼はある便に托して、私の手許へ、数十点の作品を送り届け、好きなのを択んで、残りは適当に
処分してくれと伝へて来ました。
わが国において紙の統制、節約が行なわれているに、パルプの輸出国たるカナダにおいてはその
処分に困ってこれを焚物にしているという話さえもきく。
見よ其裁判の曖昧なる其
処分の乱暴なる、其間に起れる流説の奇怪にして醜悪なる、世人をして殆ど仏国の陸軍部内は唯だ悪人と痴漢とを以て充満せらるるかを疑わしめたり。