啼かじ の例文

啼かじ の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


基本形→啼く

「啼かじ」の書籍での例文

竈馬の啼く音、蜂の唸声の外には何も聞えん。
風の音、蘆の音、水の音、——それからどこかでけたたましく、蒼鷺の啼く声がした。
ある時は、遠近の一番鶏が啼く頃になっても、まだ来ない。
春の夜の曹司はただしんかんと更け渡って、そのほかには鼠の啼く声さえも聞えない。
ここらは取り分けて霜が多いと見えて、高い堤の枯れ草は雪に埋められたように真っ白に伏して、どこやらで狐の啼く声がきこえた。
この仏法僧鳥は高野山に啼く霊鳥で、運好くば聴ける、後生の好くない者は聴けぬ。
唯、どこかで蒼鷺の啼く声がしたと思つたら、蔦葛に掩はれた木々の梢に、薄明りの仄めく空が見えた。
時々は宮のまはりにある、柏の林に歩みを運んで、その小さな花房の地に落ちたのを踏みながら、夢のやうな小鳥の啼く声に、耳を傾ける事もあつた。
傍には瀬戸火鉢の鉄瓶が虫の啼くやうに沸つてゐる。
ニヤゴと又啼く

「啼かじ」のオンラインでの例文

「啼かじ」の現代の例文は見つかりませんでした

「啼かじ」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

吠えじ鳴かじ吼えじ

「啼かじ」の関連語句

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