続紀『天平神護元年、名草郡大領紀直国栖』と云ふは、紀伊国神名帳『名草郡正一位紀氏栗栖
大神』と相因む所あらん、云々。
字は禄所が正しいという説もあるが、本社祭神は大己貴命、相殿として素盞嗚尊、伊弉冊尊、瓊々杵尊、大宮女
大神、布留
大神の六座(現在は大国魂神社)。
出雲風土記には、やまと成す
大神と言ふ讃め名で書かれて居る。
爾時草主大患訴於
大神、判云汝田苗者、必雖不敷草、如敷草生。
この
大神をして、完全円満にして、永遠に効験ある神言を発せさせ申す為には、さうした大威力ある霊魂を、神の体中に置かねばならないとしたのである。
むかし、但馬国におまつられになっている出石の
大神のお女に、出石少女という大そう美しい女神がお生まれになりました。
曰く、天の岩戸扇石、一名辨慶七戻り、高天の原、紫雲石、天の岩戸胎内潜り、國割石、神樂石、大黒石、北斗石、寶珠石、
大神石など是れなり。