内外の学者文士、評論家に由って私の人間味を忌憚なく縦横に評論して
戴きたい。
守随さん、大間知さんそれに私、この三人で、柳田先生の代役を勤めてゐるもの、かう見て
戴きたいと思ふのであります。
この山ことに高しとにはあらざれども、最はやく雪を
戴くをもて名あり。
どうかお読みになっている裡に、錯覚を起さないようにして
戴きたいと、お願いして置く。
「そりゃまあ、修行者は修行者だが、まだ全然素人で、どうして御布施を
戴くようなものじゃない。
從て私の生ひたちなり、生れた郷土の特色なり、豫め多少は知つて
戴く必要がある。
其袂を捉へて『餘りじやアありませんか、何卒返却して
戴きたいもんです』と泣聲になつて訴へた。