しかるにわが国、維新以来、人の汲々孜々として力を改良
振起に尽くしたるものは、政府の事業もしくは会社の事業にして、最も衆目に触れやすきもののみ。
其余の事ハ不分明、小弟思ふニ、三吉大夫が陸軍をおさめたまいし時ハ隊中一同皆報国の赤心を
振起し、大夫の賢なるをかんじ居候よし也。
維新の五ヶ條の御誓文の一にある、知識を世界に求めて、大いに皇基を
振起することは、我が國古來傳統の大方針と認めねばならぬ。
こんな奇妙な音楽は、確かに北京では、未だかつて聴いたことがないのだから、いかに愛国心を
振起しても弁護することは出来ない。