これを
散文化して、文字に記したのが、古事記・日本紀その他の書物に残る古代史なのである。
散文を書いたのは、天和二年四十二歳の時で、『一代男』がそれである。
『一葉舟』を次に出した、詩と
散文を集めた物であれも中村さんに頼んだ、字なんぞも自分で書いて呉れた。
散文においても、また詩においても若い文学の世代に生きようとする人には、是非この本を読んでほしい。
物自体に即することが
散文の本質で、語に焦点をおくことを本質的に嫌わねばならないのである。
十七文字の限定でも、時間空間の限定された舞台を相手の芝居でも、極端に云へば文字にしかよらない
散文、小説でも、限定といふことに変りはないかも知れないではないか。
此を
散文化して、文字に記したのが、古事記・日本紀其他の書物に残る古代史なのである。
また叙事詩は、小説の面白さのもつてゐない、面白さ、良さがあり、感情的な高さに於いても、詩は
散文の比ではありません。
だが要するに、色々な放浪味のある旅に寄せた
散文詩篇数種を集めたものである。
それから話が一歩進んで、何うしても完全な翻訳が出したいと云ふことに纏まり、スタインホイザアが
散文を、バアトンが韻文を訳出する筈に決して、別れた。