建設者同盟は「本同盟は最も合理的な新生活の建設を
期す」という文句を綱領として、池袋の北沢教授宅の隣りに本部を置き、雑誌“建設者”を発行、盛んに活動した。
五 既に一生の平穏無事なるを
期すべからずとせば、体力と金銭と単身立命(即ちボヘミアニズム)とに頼まざるべからず。
貴公、今日はこれだけで、次回を
期すということにしようじゃないか。
若し対立する見解の一方を採るならば、その所信に於て貫徹を
期すべきである。
更に言ふ、吾人は宗教と併行し、道心と相聯り、以て吾人の希望を達せんと
期す。
「さて、和漢の珍器、古今の名匠の墨跡、家々の重宝共此時にあらずばいつを
期すべきと、我も/\と底を点じて出されける」
深幽と清楚とを備へたるは少なからず、然れどもまことの情熱を具有するは大詩人にあらずんば
期すべからず。
是れ或は杞憂に過ぎないとするも、豫め天津教の眞價を知り、事に當つて迷はざるを
期すべきであらう。
江山の姿、とこしなへに變ることなくして、人生の遭逢、竟に
期すべからず。