没頭 の例文

没頭 の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。

「没頭」の書籍での例文

手製の弓矢をつくり、鳥獣をとらえて食い、山の石を押し倒して力を鍛えたり、木立を相手に立廻りの稽古に没頭したり、日が暮れるまで山で遊んでいる。
和尚は朱筆に持ちかへて、その掌に花の字を書きつけ、あとは余念もなく再び写経に没頭した。
そして大の男が綴方に没頭し、面白くもない綴方を、面白くない故に純粋だの、深遠だの、神聖だなどゝ途方もないことを言つてゐた。
私が捨身になって三千枚ほどの長編小説に没頭しようと覚悟したのも、一つは、この肉体の悪条件を克服したい、してみせる、という意志によってゞあった。
私は、フランス語、サンスクリット、パーリ語、ドイツ語を一時に習い、たゞ、むやみに、辞書をひく機械のように、根かぎり、休むことなく、辞書をひくことに没頭した。
その間に針目博士——いや、まだ博士にはなっていない針目左馬太学士は、大学の研究室を去って、みずから針目研究室を自分の家につくり、ひたむきな研究に没頭した。
現在の科学的新聞は主として彼等のポケットマネーを得んとする科学者によって、または研究に没頭するには余りに年取った科学者によって行われている。
そういう意味からも、本当に作家となる人は、くだらない短篇なんか書かずに、専ら生活に没頭して、将来、作家として立つための材料を、蒐集すべきである。
唐川枇杷も、長崎種子を根接ぎしで、播種改良に没頭してゐるので、土地の特有の影は地を掃らつて去らうとしてゐる。
知っていながら哲学や芸術に没頭しているとすれば、彼らは現代から取り残された、過去に属する無能者である。

「没頭」のオンラインでの例文

2月の途中からはお菓子作りにも没頭していました。
でも僕にとって読書と同じくらい没頭できるものはなく、長い文章が読めなくなった自分は常に渇きを感じながら生きる選択肢しかなかった。
不登校の子どもは、退屈を紛らわすため、手元にあるゲームに没頭しがちであること。
カフェとか電車では相当音量を上げない限りは音楽には没頭できない。
そして読み終わったときには、なんというか、何かに没頭していた小さい頃を思い返して懐かしさと寂しさを感じるような、不思議な感覚が残ると思います。
・アルバイトに没頭するうちどっか行ったのでチャラです。
好きなことに没頭できる場所をつくってみたかった。
● 1642-1727 アイザック・ニュートン(英)1665-1666 ペストの流行で大学閉鎖になり研究に没頭した。
 また、フリー対戦も可能だったので、温泉や食事を楽しみながらゲームに没頭できる環境であったと思います。
(だいぶサボってきましたが)最後に今日は「仕事に没頭してるなんて、人生サボってるんじゃない?」というテーマでお話しました。

「没頭」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

一心不乱熱中無我夢中夢中

「没頭」の関連語句

精神状態

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