「然も響く」の例文

「然も響く」の書籍での例文

そしてその音も、次々小さく、然も段々質が固く冷くなつて來た。

川端康成第四短篇集「心中」を主題とせるヴァリエイシヨン

梶井基次郎

然も二人共可成り永生きの方なので何通書き直したか判らぬ。

非凡人と凡人の遺書

岡本一平

然も夕にはしをれんもの、願くば、葉の命だに久しかれ、荒き風にも当つべきか。

草あやめ

泉鏡花

然も婚姻に因りて愛を得むと欲するは、何ぞ、水中の月を捉へむとする猿猴の愚と大に異なるあらむや。

愛と婚姻

泉鏡花

でも數へ年で僅か六歳の、然も私の樣に※弱い者の入學るのは、餘り例のない事であつた。

二筋の血

石川啄木

芭蕉の門弟だつた惟然も亦或はかう云ふ一人だつたかも知れない。

続芭蕉雑記

芥川竜之介

母の爲とはいへ、三十歳前後、然も人一倍功名心の強い彼は、流石に筆耕生活に堪へ兼ね、時々業をやめ筆を投じて

東漢の班超

桑原隲蔵

緑いよ／＼濃かにして、夏木立深き處、山幽に里靜に、然も今を盛の女、白百合の花、其の膚の蜜を洗へば、清水に髮の丈長く、眞珠の流雫して、小鮎の簪、宵月の影を走る。

月令十二態

泉鏡花

然もあるべし、但狸の聲は、老夫が耳に蚯蚓に似たりや。

森の紫陽花

泉鏡花

仰向いて見ざるを得ないので、然も、一寸位では眼が屆かない。

迷子

泉鏡花

「然も響く」のオンラインでの例文

県外就職が多いということは、大阪や京都、兵庫にも出やすく、でも自然もあり、住む場所として選ばれているということです。

浅川隼人

　ラテ・タウンの特徴は、ボボたちが勤めるニュー・エコノミー系の企業が集中しているだけでなく、彼らが仕事を離れてくつろげる設備や自然も集中している点にある。

マツ

好きなお店で、いつもはお酒とか色々選ぶのに、全然もう「これでいいや」って。

hatdog

然も響くの例文

「然も響く」の書籍での例文

「然も響く」のオンラインでの例文

「然も響く」の他の表現

「然も響く」の関連語句

然も響く の例文

「然も響く」の書籍での例文

「然も響く」のオンラインでの例文

「然も響く」の他の表現

「然も響く」の関連語句

然も響くの例文