去八日、戦捷
祝賀の行列で、八百八衙、万歳の響、軍歌の声、怒濤狂瀾の押寄するが如き中で、平民社の楼上には静かに婦人講演と社会主義研究会とが開かれた。
恰も踏歌の章曲が次第に、後世断篇化して朗詠となつて、
祝賀の文を失うても、尚さうした本義は失はなかつた様に、四季雑歌・相聞は、千秋万歳の目的で謡はれたのだ。
日刊演芸新聞「どらま」発刊
祝賀会が、日比谷公園に催される。
それさへ華やかに趣向を凝らし警戒の巡査と諧謔を交しながらの
祝賀気分だ。
まっさおに澄みわたった海に対してきょうの祭日を
祝賀するために檣から檣にかけわたされた小旌がおもちゃのようにながめられた。