突きたてる の例文

突く・突刺す・突きさす・刺す・刺突・突き刺す 等の意味を持つ「突きたてる」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


基本形→突き

「突きたてる」の書籍での例文

やっと木樵りを突き離した彼女は美しい、——というよりも凜々しい顔に血の色を通わせ、目じろぎもせずにこう言うのです。
松木は、防寒靴をはき、ズボンのポケットに両手を突きこんで、炊事場の入口に立っていた。
「退け! 何を見ていやがるんだ」と、怒鳴りつけたばかりでなく、荒々しくその青年を突き退けました。
何しろ一刀とは申すものの、胸もとの突き傷でございますから、死骸のまわりの竹の落葉は、蘇芳に滲みたようでございます。
そこで甚太夫がわざと受太刀になった時、奮然と一本突きを入れた。
そういううちにも、なだれを打って逃げ迷ってくる半狂乱の人々に押されて揉まれて、二人も幾たびか突き顛されそうになった。
なにかの手がかりを見付け出すために、達磨は無残に突きくずされて其の形骸は滅茶苦茶に破壊されてしまったが、男の死骸以外にはなんの新らしい発見もないらしかった。
「紋」は、つい近ごろ、他家の台所で魚を盗んだり、お櫃の蓋を鼻さきで突き落して飯を食ったりすることを覚えた。
女中は遁げ腰のもったて尻で、敷居へ半分だけ突き込んでいた膝を、ぬいと引っこ抜いて不精に出て行く。
仕事は放擲らかして、机の上に肘を突き兩掌でぢくり/\と鈍痛を覺える頭を揉んでゐると、女中がみしり/\梯子段を昇つて來た。

「突きたてる」のオンラインでの例文

貯金と借り入れでスタートした資金も、急速に底を突きつつあり、絶望にも近い心境だった。
この夏、旗手を突き動かす様々な要因があった。
その旅の果てに、親子は母親の家族の居場所を突きとめる。
最後には、金魚鉢の中で鏡を利用し風景に溶け込み、敵の意表を突き戦闘不能にした。
人生=仕事になったのも、飲食業界が好きになったのも、ここでかかったエンジンが、私を突き動かし続けたからだ。
しめじは石突きを取ってパラパラにほぐし、これまた大鍋へ。
 黒髪の青年は、足場としている『龍剣』の刀身のうえにひざを突き、右手で柄をつかむ。
熱が伝染して頭と体を突き動かせるではなく、理に訴える事で、頭が自然と動けるチームを作られる監督ではないかと。
そんな中、僕を突き動かす決定的な出来事が起こりました。
皮肉にも、好きなことを仕事にしたい熱意よりも挫折と怒りのほうが私を強く突き動かした。

「突きたてる」の関連語句

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